『桜蘭高校ホスト部』が大好きな管理人の、二次創作サイトです。
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二次小説『共に在る理由』のいくつかのシーンの元になった番外短編。
『雨上がりの体温』のあとがき(という名の言い訳)です。
こんばんは! 管理人のSuriyaです。
今はちょっと長編を書くタイミングがうまくつかめないので、
まったり、ちまちまと、おまけエピソードなどを作成しておりますが、
今回は、パソコン整理蔵出し作品第一弾としまして、
(第一弾とはいっても、第二弾があるかは不明)
『雨上がりの体温』という短編を一作品upしました。
今回はそのあとがきという名の言い訳を、だらだら~としていきたいと思います(苦笑)。
★
今回の作品は、管理人が初めて書いた、
ホスト部二次小説『傷ついた鳥達』の後日談にあたる短編として、
傷鳥のブログ連載終了後、
ざざざざーと勢いまかせに書きあげていたものです。
当初のタイトルは『恋愛循環論』と言いました。
雨って降ってるときは冷たいけど、いずれ地面は乾く。
でも、いずれまた雨は降る……みたいな『水の循環』がテーマ。
もちろん『環』の名前とかけるという意味もありました。
が、今回、upするにあたって、タイトルが堅すぎるなーと思って変更。
変更後のタイトルは、狙い通り柔らかいフレーズになったので、
今は、結構、納得してますし、気に入ってもいます。
★ ★
さて、この作品が何故お蔵入りしたかというと……、
『傷鳥』の後日談(ハッピーエンド的な話)として書いたものの、
その直後に、管理人はあろうことか、
『共に在る理由』のプロローグ部分のエピソードを思いついてしまいまして。
……で。
「よし! いける! 前作を上回る暗い長編を書いてやるぜ!」
などと、登場人物達をいじめ抜く作品を書くことを決意してしまったために、
この幸せ短編は、お蔵入りになったというわけです。
鏡夜とハルヒの関係を、まだまだ一波乱も二波乱もさせてみたかったんで、
そう簡単に幸せになってもらっちゃ困るぞ! と(笑)。
ただ、全く使わないのはもったいないなーとも思ってたので、
『共在り』に、いくつか要素を流用してたりしました。
★ ★ ★
小説書く時に悩むのが、一人称か三人称で書くかなんですが。
管理人は、ホスト部の……どころか、
二次小説も、ブログを開設して始めて書いたもんで、
話を公開した当初は、一話の中の視点がばらばらの、
「神視点の三人称」になってしまってました。
その場に居る登場人物全員のモノローグや感情を考えちゃって、
それを書いちゃってるんですね、思わず……。
漫画ではむしろ「神視点」が普通のように見えますが、
小説では神視点は結構難しいんで、
三人称で書くにしても、誰か一人の目線に固定するほうが、
話が安定するということを、身を持って勉強しました(苦笑)。
あ。
一話の中で、ところどころ、
三人称と一人称が混ざるのは管理人の文章の仕様です。
文法的にはおかしいと思いますが、治す気はありません。
というか、話の流れで自然に混ざるから、
狙ってるわけでもなし、治しようがないんですよね……^^;
まあ、それで。
『傷鳥』を書き終わってみて、
三人称と一人称がごった混ぜの文章を書き続けてきたものですから、
じゃあ、意図的に全部一人称で書いてみたら、一体どんな感じの話が自分に書けるんだろう?
と、思い立ってチャレンジしてみたのも、この作品の特徴です。
とはいえ、ハルヒの一人称はキャラ崩壊との関係で難しいですね。
なんだか、妙にハルちゃんが大人の女性になってしまう(苦笑)。
個人的に書きやすいのは「馨」の一人称です。
どういうわけか、すーっと入れるんで、書いてて楽しいんです。
逆に苦手なのは「環」(苦笑)。もうダントツで「環」。
環はどう考えても普通の人じゃないですし、
何考えてるか全く分かんない(苦笑)から、感情移入しづらいんですよね。
やれやれ、困ったものだ……。
★ ★ ★ ★
とまあ、こういう経緯があって作られたのが、今回公開した『雨上がりの体温』です。
若干、当ブログの普段のテイストとは異なるかもしれませんし、
なんていうか、お目汚し以外の何物でもない気がするんですが(苦笑)
まあ、せっかくの夏休み期間に何も更新しないのもあれなので、
何らかの暇つぶしになれば幸いですm--m
了